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要旨(「BOOK」データベースより)
ASEANの「連結」阻害要因は、域内にあるのか、域外からくるのか?ASEAN(東南アジア諸国連合)は、加盟国相互の利益のために連結を進めている反面、様々な要因によってその連結を脅かされてもいる。域外主要国からの関与、域内諸国の政治経済状況の双方に、そのバランスの要因を探る。目次
まえがき第Ⅰ部 世界と東アジアのなかのASEAN――政治編――
第1章 ASEAN とアジアにおけるサブリージョナル協力の戦略的意義
はじめに
1 典型としてのGMS
2 東南アジアと南アジアを結ぶ陸橋イニシアティブとGMS に見る戦略的な計算
3 一帯一路(BRI)のモデルとしてのGMS,そして新たなサブリージョン
4 中央アジアのサブリージョナル協力とその含意
5 地域の脱構築とサブリージョナル協力
おわりに
第2章 ASEANは生き残れるか――分断を誘う南シナ海,経済統合,人権問題――
はじめに
1 地域機構としてのASEAN――その特徴と関連性――
2 南シナ海問題――非効率なASEAN 主催の対話――
3 多層化する地域経済統合枠組みとASEAN
4 人権問題
おわりに
第3章 ASEAN諸国の安全保障観――米中対立への懸念,パートナーの多元化――
はじめに――ASEAN の分断?――
1 米中対立を強く懸念する「選ばされたくない」意識
2 米中以外のパートナーの模索
3 日ASEAN の安全保障協力
おわりに
第Ⅱ部 世界と東アジアのなかのASEAN――経済編――
第4章 ASEAN 経済共同体(AEC)の現状と課題
はじめに
1 ASEAN経済共同体(AEC)「中間レビュー」の内容と問題点
2 ASEAN経済統合の実態
3 ASEAN経済統合の評価
おわりに
第5章 東南アジアにおける国際貿易の歴史的変遷と対日関係
はじめに
1 第2次世界大戦以前の植民地期
2 1950年代後半から1970年代までの対日貿易増大
3 20世紀最後の20年間
4 21世紀初めの構造変動と国際貿易の変容
5 外国直接投資の推移
おわりに
第6章 貿易,投資と人的往来からみる中国とASEAN の経済関係
――中国とASEAN と日本の三者関係を念頭に置きつつ――
はじめに
1 物品貿易からみる中国,ASEAN と日本の関係
2 ASEAN への直接投資――日中米間の比較――
3 ASEAN への訪問外国人――日本と中国の比較――
おわりに
第7章 日中両国の対ASEAN 加盟国貿易
――一次産品・同加工品輸入にみる傾向的変化――
1 日中両国のASEAN 全域からの一次産品・同加工品輸入
2 日中両国のASEAN 域内外からの一次産品・同加工品輸入
3 日中両国の各ASEAN 加盟国からの一次産品・同加工品輸入
おわりに
第8章 ASEAN の金融統合――制度・資本フロー・通貨協力――
はじめに
1 ASEAN 域内における金融制度
2 グローバル金融規制制度とASEAN 域内における信用市場の連動性
3 通貨協力
おわりに
第Ⅲ部 加盟国のASEAN――経済編――
第9章 マレーシアにおける階級・階層格差とくらしの危機
はじめに
1 経済成長下の格差・貧困の構図
2 就業変動/階級・階層構造/階級関係
3 階級・階層格差とくらしの危機
おわりに
第10章 タイの経済成長――人的資本と学校教育の観点から考える――
はじめに
1 タイ経済概観
2 タイの経済成長に対する技術進歩の貢献――全要素生産性(TFP)――
3 タイの学校教育と人的資本――その量的拡大と質――
おわりに
第11章メコン経済圏と日本中小企業のタイプラスワン
はじめに
1 タイプラスワンとカンボジア
2 ケース・スタディ――カンボジア・ポイペトのケース――
3 ディスカッション
おわりに
第12章 ミャンマーの経済発展の芽を摘んだ軍事クーデター(2021年)
――軍政下の「失われた50年」にその遠因を探る――
はじめに
1 ネーウィンの独裁体制
2 第2次軍政下(1988~2011年)のミャンマー
3 軍事クーデターで瓦解した国民待望の民政
おわりに
第Ⅳ部 加盟国のASEAN――政治編――
第13章 ミャンマーが直面する国家の決壊
はじめに
1 クーデターとその後の展開
2 構造的限界から考える
3 国際的相互依存の限界
おわりに
第14章 マレーシア――UMNOにみる長期与党体制崩壊後の政権不安定化とその原因――
はじめに
1 連盟党・BN 体制の継続と終焉
2 連盟党・BN 体制後の政権不安定化
3 UMNO にみる政権不安定化の原因
おわりに
第15章 タイ――2014年クーデターと深南部問題――
はじめに
1 権威主義化と新たな世代の闘争
2 深南部紛争とASEAN 諸国
3 和平対話のゆくえ――自治と分離主義――
おわりに
第16章 フィリピン:ドゥテルテからマルコスへ――外交・安全保障政策の変化と継続性――
はじめに
1 フィリピンの安全保障観と安全保障政策
2 国内政治と外交・安全保障政策
3 国防・外務の政策連合と世論
おわりに
第17章 東南アジアの権威主義化――未完の国家建設と取り残された自由主義――
はじめに
1 この10年間で,自由民主主義は後退したのか
2 民主主義の後退はなぜ容認されるのか
3 民主主義の後退はどう正当化されたか
おわりに
終 章 人口動態からASEAN 経済を長期展望する――人口ボーナス・経済統合・デジタル化――
はじめに
1 人口動態と人口ボーナス
2 人口動態と経済統合
3 人口動態とデジタル化
おわりに――高齢化・地域経済格差拡大・中所得国の罠――
内容紹介
ASEANの「連結」阻害要因は,域内にあるのか,域外からくるのか?日本ともつながりの深い東南アジア地域に位置し,ASEANという地域協力機構を構成している国々は,互いに強く結びつくことで自国経済を一層発展させ地域の政治的プレゼンスを高めようとしている.しかし,近隣アジアと世界の状況は,その思惑の実現を保証してはいない.ASEANの針路を不確実なものとしている要因に,複数分野から多角的アプローチで迫る.
著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
林田 秀樹(ハヤシダ ヒデキ)1966年生まれ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、同志社大学人文科学研究所教授
著者について
林田 秀樹 (ハヤシダヒデキ)同志社大学人文科学研究所教授.
商品の説明
: 鈴木 絢女: 本
CSEASメールマガジン第27号 \u2013 2024⁄3⁄27 | 京都大学 東南アジア地域
ASEANの連結と亀裂 国際政治経済のなかの不確実な針路 同志社大学人文
第2章 第2節 主要地域の経済動向 : 世界経済の潮流 2021年 II - 内閣府
20-28自由貿易圏に米中つなぎとめよ 三菱総研がコロナ後の日本の役割
米中経済摩擦の政治経済学\u2015\u2015大国間の対立と国際秩序 (中本悟 他
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習字の作品をこのマグネットシートに貼り付けるために購入しました。 3枚購入し、天井の少し下から、床の少し上まで、ほぼ壁一面に貼ったので、たくさんの作品を 同時に貼ってみることができるようになりました。
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親戚の方に送りました。 味は元から分かっていたので、 満足しています。 熨斗もちゃんと付けてくれて、
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誕生日プレゼントとして購入、「おしゃれな色使いでおいしかった」と喜んでもらえました。
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いつの間にかなくなってしまって、電気の計量スプーンを買いましたが、洗えないしなんか面倒なので、探してみるとスプーンだけ売っていました♪週3でパンを焼くのでストレス半減しました。
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ガンタイプなので持ちやすく手が疲れにくいので良かったです。 まだ数回しか使用してませんが夏に向けてこれから楽しみです。
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